表題は「インテリジェンス活動」のことを調べればすぐに出てくる常識なのだが、意外と日本ではこういう発想でインテリジェンス活動を捉える人が少ない。
この方のTweetを見て、あらためてそんなことを思った。
引用:
@ShinTanaka
インテリジェンスのプロと会食。諜報活動は公開情報が命。CIAの諜報内容90%が公開情報ベースに地道な分析と意味づけの結果。点しか見えなかった所に点と点を結ぶ線が見えてくる。諜報に対する日本の認識は逆。公開でない情報求める。これでは1%しか見えない。
GigaOMに、API関連製品のApigee社、戦略担当VPのSam Ramiji氏が寄稿している記事が興味深い。
▼The Building Blocks for a Successful API Strategy
http://gigaom.com/2011/03/19/the-building-blocks-for-a-successful-api-strategy/
数多くのウェブサービスはAPIプログラムを開始しており、今年はこの動きがさらに加速するとして、成功するAPIプログラムに共通する要素を挙げている。
3月11日に起きた大地震の余波が続いている。
自分自身は当時、大宮近辺を一人でクルマを運転しており、もう少しで高速道路に乗るところだった。クルマに乗っていてもはっきり分かる横揺れが、すぐさまグルグルとクルマを振り回されるような激しい揺れに変わり、その後さらなる上下の揺れも加わったときには、かなりの恐れを感じた。左右のクルマに乗る人たちは呆然とし、道路脇の建物から次々と人々が飛び出してきた。家族とはすぐに連絡が取れたので、すぐさま自宅へと引き返したが、自宅内はかなりの散乱状態となっていた。しかし、クルマの中で聴いたラジオでの報道やTwitter情報を見るにつけ、東北地方の被害の凄まじさは想像を超えると思われた。
幸い、自宅にすぐに帰ることができ、家族の安全も確保できた自分はラッキーだったが、都内にいれば確実に帰宅難民となっていただろうし、その間家族と連絡がとれずにいれば、不安はいかばかりであったろう。何時間も歩いて自宅にたどりついた人たちのことを聞くと、その気持ちはよく分かる。情報インフラは、以前にも増して不可欠であり、何らかの形で家族と即時に連絡をとれることが安全弁となる。その意味で、携帯でのメールが数時間にわたってつながらなかったことは、ちょっとした驚きだった。モバイルWi-Fiルーターがあったので、iPod touch上のTwitterにアクセスでき、外出先でも状況が逐一把握できたのが役だったが、特定の相手と連絡をとるには、今時分、やはり携帯メールが確実である。これがつながらないのは痛い。
今年に入ってから、あらためて「プラットフォームをめぐる企業行動」について、少し踏み込んで研究していこうと考えている。
情報通信業界に身を置いている人であれば誰しも、もう十数年来にわたって、「ネットワーク経済」であるとか「プラットフォームと補完材」とか、「エコシステム」といった言葉や概念を目にしてきている。
しかし、いざ競合他社の戦略分析や自社の競争戦略の立案の段になると、意外と従来型の「製品/サービス戦略」の枠組みで頭を働かせてしまう。通念やメンタルモデルというものは、かように私たちの無意識下の考え方に強い影響を及ぼしている。
いまじっくり吸収しようとしている「プラットフォーム戦略」に関する最新の成果は、下の二つの本だ。
米長距離通信事業者Level3と米CATV最大手のComcastの間で、2010年11月末から相互接続をめぐる紛争が勃発している。
▼レベル3とコムキャスト、トラフィックのコスト分担をめぐって衝突 - 「ネット中立性」議論などに影響も(WirelessWire)
インターネット事業者間接続(ピアリングおよびトランジット接続)は、電話網の相互接続と異なり、事業者間交渉に委ねられており、競争的な市場であり続けているが、ここ数年にわたって、この市場構造には構造的な変化が生じてきた。
主たる変動要因は、Googleなどコンテンツをもつ「オーバーザトップ(OTT)」側が強い交渉力を持ち始めたことだ。
これに加えて、多数のエンドユーザを有するCATV事業者や、コンテンツをインターネットオーバーレイ・ネットワークで伝送するCDN事業者の台頭という事象もある。
今年も、『strategy+business』誌がベスト・ビジネス書を発表している。以下は、「イノベーション」関連で挙げられている3冊。
Best Business Books 2010: Innovation
http://www.strategy-business.com/article/10409c?pg=all
1冊目はイノベーションの「創成」(Creation)についての1冊。
Riverhead Hardcover
売り上げランキング: 4764

立命館大学MOT大学院の留学生向け特殊コースにて、英語での講義を2回担当しました。
三藤利雄教授のお招きにより、11月3日、11月10日と2回の講義を実施。講義名は下記のとおりです。
■場所 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
■科目 「国際産業工学特殊講義2」
■担当 三藤利雄教授
■講師 杉本幸太郎(株式会社アウトロジック)
※ゲストスピーカー
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/mot/mot4/mot04_t19.html

Kindle3にさっそく「英辞郎」をインストールをインストールしたところ、Kindleの動作が不安定になり、何度も自動的に再起動してしまうという状況になってしまった。
その後、いったんソフトをアンインストールしたうえで、Kindle3のOSを3.0.1にアップデート。「英辞郎」を再インストールし、KindleをRestartしたらうまく動くようになったので、状況をお知らせする。
Kindle版英辞郎はこちら。1,470円(税込)
英辞郎●MOBI/Kindle Ver.124
http://www.east-village.jp/miru-zeal/eijiro/

競争戦略、イノベーション戦略分野の久しぶりの快作である。ちょうど2000年頃だっただろうか、クリステンセンの『イノベーションのジレンマ』があまりにもおもしろく、かつ斬新な見方を提示しており、優れたサスペンスを読んだようなスッキリ感を感じた覚えがあるが、それに匹敵する秀逸さ、である。
▼『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件』(楠木建)
ビジネス書の多くは、既に知っていることをあらためて整理してもらえるという良さもあるのだが、それだけでは「快作」にはならない。こちらが想定していなかった、あるいは漠然としていて捉え所のなかったところを明快に、かつスリリングに提示してくれている本が「快作」であると思う。この意味で、本書の「クリティカルコア」の概念は、まさに従来の競争戦略論でいまいち捉え所のなかったところであり、この概念を発見・咀嚼・分析したうえで、「ストーリー」というロジックで描ききっているのは、ほんとうに凄いと思う。
The Economistがボストンコンサルティンググループ(BCG)の調査結果を紹介している。
▼The next billion geeks - How the mobile internet will transform the BRICI countries
Sep 2nd 2010
この記事によれば、いわゆるBRICI諸国、ブラジル、ロシア、インド、中国、インドネシアの5ヶ国は現在、合わせて6.1億人のインターネット利用者、18億人のモバイル利用者を擁する。現在の人口は約30億人で、世界の総人口の45%を占めている。
これが2015年には、インターネット利用者が12億人になり、日本と米国の合計数を超えると予測している。
BCGの調査報告書はこちら:
The Internet’s New Billion
http://www.bcg.com/documents/file58645.pdf
ニュースリリースのみであれば日本語版も出ている
http://www.bcg.co.jp/documents/file59520.pdf

最近のNHKスペシャル「灼熱アジア」で、第2回 中東 砂漠の富の争奪戦を見た。千代田化工の日本人現場マネジャーの奮闘ぶりには感銘を受けたし、ますます厳しくなるグローバルなプラント受注合戦の中で、こうした企業と人材が活躍していることに驚いた人も多いと思う。
同じく、最近この本を読んだのだが、国際的メーカー企業のグローバルマーケティングがどのように行われているかという実態を知り、こちらにも驚いた。マーケティングといっても、メディアバイイング中心の広告ではなく、販促・プロモーションの方だが、これをグローバル展開するという仕事が実際どのように行われているのかという内容はあまり知られていない。
▼『市場づくりを忘れてきた日本へ。』
著者の飯塚幹雄氏は、グローバルマーケティング会社コムセルの社長である。

8月末に購入したKindleの最新版が到着。シッピング状況のトラッキングによれば、成田到着とされた時間からちょうど24時間くらいで配送されてきた。今回、初めてのKindleで購入したのは、本体(3G+WiFi)と黒革カバー(LEDライト付き)のセット。
▼Kindle 3G Wireless Reading Device, Free 3G + Wi-Fi, 6" Display, Graphite, 3G Works Globally - Latest Generation
(189ドル)
▼Kindle Lighted Leather Cover, Black (Kindle 3G Wireless Reading Device, Free 3G + Wi-Fi, 6" Display Kindle)
(59.99ドル)
本体は、外出中でもいつでも3G経由で本を購入できるが通信量は無料。もちろん自宅ではWiFi接続も可能だ。3G接続は日本のユーザの場合、AT&Tのグローバルローミングによって提供されているようだ。Amazonは今月、イギリスではVodafoneと同じような契約を締結した模様・・・。
さて、これで189ドル。1ドル85円で換算すると16000円である。安い!
最初に画面を見たとき、紙が貼ってあるのかと勘違いしたほど、その画面は眼に優しく、字が読みやすい。
iPod Touchは2年ほど前に最初は英語を勉強しようと思って買ったのだが、いろいろなことが出来るのでついついゲームばかりやってしまった。Kindle3も多少出来ることは広がっているようだが、基本的には電子ブックリーダーという専門機である。この潔さがよい。いろんな機能を試してみようとするよりも前に、まずは電子ブックを購入し、読んでみようという気になる。道具は特定の目的に特化していたほうがよい、というのが自分の考えである。
クラウドインフラストラクチャーサービス「IaaS」の提供が相次いでおり、既に国内でも通信キャリア、中堅SIerのサービスが提供されているほか、今年秋からは富士通などの大手ITベンダによるサービスも始まる。
IaaS市場でのトップはAmazonのEC2。第2位の位置にあるのがホスティングプロバイダのRackspaceである。
Amazonが財務資料のセグメント情報でクラウドサービスの収支を開示していないため、IaaS市場の収益性を分析するために、Rackspaceの財務情報を見ることが多くなっている。
以下は、最近のIaaS市場の収益性分析に関する情報ソースのリンク。
社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)が今年4月に発表している企業IT動向調査がかなり充実している。
▼企業IT動向調査2010
http://www.juas.or.jp/servey/it10/index.html
過去16年間、毎年実施している調査で、本年は以下の2つのテーマに重点を置いているとのこと。
1)システムの信頼性・安定性の確保
2)経営環境の変化に対応したIT活用
PDFでの「関連図表」は100ページ以上あり、見る人の関心によってそれぞれ参考になるデータが見つかるだろう。
クラウドコンピューティング関連情報でいつもお世話になっているPublickeyというオンラインメディアで、おもしろい問題提起をしている。
▼日本のSIerはクラウド普及の逆風なのか?
米国にはSIerという業態がほとんど存在しないという点、ひるがえって、それ故に米国ではクラウドサービスが普及しやすいのかもしれないという見方、さらに日本ではSIerの強固な地位がクラウドサービスの普及を阻害する可能性を示唆する見方を紹介している。
実際に米国にはSIerが存在しないのか、これについては最近以下のような報告書が出ている。


































