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02.Trends & Scenario : パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法
投稿者: sugimoto 投稿日時: 2005-1-29 0:00:00 (1867 ヒット)


この本を推薦していたのは、スライウォツキーのビジネス小説『ザ・プロフィット』だったと思います。

『パラダイムの魔力―成功を約束する創造的未来の発見法』 [1995]

1980年代、どん底に沈んだ数々の米国企業に新しい理念を吹き込み、復活への精神的支柱となった著者が、しなやかな発想と成功のルールについて解き明かす。人間を、企業を、そして社会を支配するパラダイムの驚くべき力。

シナリオ・プランニングやパラダイム、メンタルモデルといった概念や、それらがいかにして企業革新にとって重要なものであるか、すなわち企業がイノベーションを遂行する上で不可欠なものであるかを追求してきた私にとって、上記の解説文はとても魅力的なものに思えました。


どんなパラダイムでも、同じ分野のすべての人が解決したいと願い、解決の糸口さえ見つからない、きわめて特殊な問題が浮かび上がってくる。あらゆるパラダイムが、新しい問題を発見していく過程で、解決できない問題を浮き彫りにしていく、そして、解決できない問題が引き金になって、パラダイム・シフトが起こる。

が、読後の印象としては、「相当に物足りない」というのが率直な感想です。このようなコンセプトにご関心のある方は、まず、以下のOutLogicの用語集をご参照ください。

用語集 : パラダイム=メンタルモデル

引用:

企業革新というイノベーションを実現するうえで、企業パラダイム=メンタルモデルを正確に認識し、それを変化させる方法を学ばなければなりません。すべての行動は「認識」からスタートします。いわば、組織での共同認識こそが、パラダイム=メンタルモデルです。


<参考エントリー>
「メンタルモデル」とシナリオプランニング−Peter M. Senge


もしこれから本書『パラダイムの魔力』を読もうとする方がいるなら、私は絶対的に以下の本をおすすめしたいと思います(笑) 同じ時期に書かれた、最有力なシナリオ・プランナーによる書き下ろしです。

『The Art of the Long View』 [1996]



【BP理論武装】The Art of the Long View

原書の方がおすすめですが、日本語訳も出ています。

『シナリオ・プランニングの技法』

---

本書の最後で著者は次のようにいっています。ここは、とても共感したのでご紹介しておきます。(「The Art of the Long View」の著者、シュワルツも同じことを指摘して具体的に見るべき情報源を紹介しています)

引用:
自分のパラダイムを柔軟に活用し、戦略的な探検技術をみがく、いちばん安上がりで、いちばん有効な方法は、読書である。わたしは、新聞四紙をふくめ、1ヶ月に定期刊行物を60種類読んでいる。つねに新しいアイデアに接していることが、わたしの仕事だから。


ここで著者は、単行本を13冊、定期刊行物を9点、紹介しています。私が以前から定期購読したいと思っていた「ポピュラー・サイエンス」(月刊)も紹介されていました。

この10年間に読者対象を拡大し、現在は、科学マニアが好む話題ばかりでなく、テクノロジーを幅広く取り上げている。新発明やイノベーションを真っ先に伝えるのが強み。新しい動きがわかりやすく説明されているので、それをどう応用できるかについて、貴重なヒントが得られる。

なんとなく、「Wired」と似たポジションかもしれませんね。



http://www.popsci.com/popsci/


■POPULAR SCIENCE(ポピュラーサイエンス日本版)
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281680529/

<参考ニュース>
ポピュラーサイエンス誌が新製品大賞発表――あなたの大賞は? : Hotwired
ポピュラーサイエンス誌が選ぶ今年の優秀製品:Best of What's New 2003 : 百式




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sugimoto
投稿日時: 2005-2-8 12:11  更新日時: 2005-2-8 12:11
OUTLOGIC
登録日: 2004-3-2
居住地: 埼玉県
投稿数: 5824
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 『未来ビジネスを読む』
GBNのフューチャリスト、シュワルツ氏の存在を知るきっかけになった本『知的未来学入門』を読んだのは、早10年前になりますが、著者・浜田和幸氏が、この新訂版ともいえる本を上梓されたようです。


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